2015/4/3
日経平均株価 19435円 +122円
外国人動向 150万株 売り越し
日経平均株価は、特に材料もなかったが、122円高と安定した上昇となった。
ただ、米雇用統計発表を前に、現水準では来週もう一荒れの可能性も否めないので、早い段階で19600円を回復するかに注目したい。
まぁ、日足チャート的には、正直なところ調整不足感のほうが強く見えるため、18500円レベルまでは調整しても良いと考えるが、先日の19000円割れを底に再び上昇の可能性も十分あるので、安易に利確は避けたい場面でもある。
次に、マザーズ指数であるが、日経平均の堅調な流れを踏まえると、本日こそ880を大きく抜けてもバチは当たらないといった心境であったが、結果はいつものごとく若干下げと、悲しい結末となっている。
ただ、ここ数日続いている、ワンチャンス880大幅上抜けを期待できる位置にはいるので、来週も期待感だけは継続できるといったところである。
さて、タイトルに挙げた6077Nフィールドに見る、損切り理論が当てはまらないだが、これに対しては、薄々感じている方も案外おられるのではないかと考える。
一般的に、株の書籍では損切りは最重要的な位置づけとなっており、またその損切ラインも大体買値から10%~20%下がったらひとまず売れというものである。
これは、予想に反して下がったのだから、あなたの予想は間違っている、まだまだ下がる可能性があるといった理論であるが、果たして本当にこの理論は成り立つのか検証してみたい。
本日、取り上げたNフィールドを、私は昨年の黒田砲発射翌営業日に購入しており、その時の値が約1800円であった。
そこから本の教えのとおり、10%理論で損切ると1620円が第一回損切り値である。
次に、20%理論を適用したとすると1440円が第二回損切り値となる。
実際、最悪なところ1341円まで下がっているので、ある意味正解という解釈もできるわけであるが、本日の終値は、1787円とほぼ買値に等しくなっている。
ということは、仕切り直しレベルに達したといえるところである。
また、損切りをした場合、おそらくは再INすることは相当難しく、再び買いを入れることはなかなきないといったところが実際のところである。
一応、Nフィールドは、3月26日にまずまずの陽線をつけ、ここがきっかけになるかというのは、予想としては簡単なのだが、実際のところ、この手の陽線は、だましに終わることも相当に多いことを、個人投資家さんは知っているので、なかなか都合の良い解釈でINできないといったところである。
いい例が、昨日の3678メディアドゥである。
この銘柄は、昨日、LINE上場申請関連銘柄として、大きく上昇したわけであり、個人的には、今まで相当弱い動きであったことから、メディアドゥもこれをきっかけに反撃となるのかとも思ったが、まさかの期待外れに終わることも多いことを知っているため、追撃買いなどはしなかった。
その結果、本日は、121円安と昨日の上昇分をほぼ1日で埋めることとなり、個人的にはなんじゃこりゃといったところである。
まぁ、これにて、窓埋めが早々に終了したため、明日以降は買いやすい場面ではあるが、現実的にはこのように、1日で夢は崩れるようにできているわけである。
それを踏まえ、Nフィールドは先週から上昇を始め25%程度一気に上昇したこととなっている。
投資家の心境を考えると、1日目の上昇は騙しかもしれない、3日目、4日目あたりの上昇は今更INできない、そして今日あたりは、1500円~1600円程度で損切りした方などは、とてつもなくいたたまれない心境に陥っていることが想像できるわけである。
ようは、損切り理論は、通用しないことも結構あるということが言いたいわけである。
個人的には、全体の流れが並行から右上がりの場合は、損切り殺法は使わないといったことを心に決めている。
決算の数値もよく、事業内容も期待できる場合、いつこのNフィールドのような流れになるか分からないからである。
7779サイバーダインにしても3500円程度で購入後、一時期2377円まで30%以上の下落となったが、私の中ではロボット関連の筆頭として期待値は高かったので、損切りなどはしていないというところである。
そんなこんなで、全体の流れが例のライブドアショック明けのように悲壮感たっぷりの場合は、早急な損切りが必要と考えるが、最近の地味な流れを踏まえると、業績が信用できそうな銘柄はそのうちやってくれるのではないかで良いと考える。
意外と本には載っていないことだが、損切りに固執しすぎると、最悪の場面で売り放題のサービスを行っている場合があり、気付いたら損切り三昧で大赤字モード倍増となっていることも多々あるので注意されたい。
通常、銘柄移動のために損切りしても、次に銘柄を選ぶ場合、そこそこ上昇気流に乗ったような銘柄を狙いたくなってしまうため、案外、そのような銘柄はそこが天井という場合も少なくなく、再び損切り理論を駆使しなければならなくなる。
そうこうしているうちに、こないだ損切りした銘柄が反撃に転じていたりして、目も当てられないといったところが意外とよくある話である。
まぁ、少々の赤字は大目に見るくらいで良いのではないかと考える。
それではまた
日経平均株価 19435円 +122円
外国人動向 150万株 売り越し
日経平均株価は、特に材料もなかったが、122円高と安定した上昇となった。
ただ、米雇用統計発表を前に、現水準では来週もう一荒れの可能性も否めないので、早い段階で19600円を回復するかに注目したい。
まぁ、日足チャート的には、正直なところ調整不足感のほうが強く見えるため、18500円レベルまでは調整しても良いと考えるが、先日の19000円割れを底に再び上昇の可能性も十分あるので、安易に利確は避けたい場面でもある。
次に、マザーズ指数であるが、日経平均の堅調な流れを踏まえると、本日こそ880を大きく抜けてもバチは当たらないといった心境であったが、結果はいつものごとく若干下げと、悲しい結末となっている。
ただ、ここ数日続いている、ワンチャンス880大幅上抜けを期待できる位置にはいるので、来週も期待感だけは継続できるといったところである。
さて、タイトルに挙げた6077Nフィールドに見る、損切り理論が当てはまらないだが、これに対しては、薄々感じている方も案外おられるのではないかと考える。
一般的に、株の書籍では損切りは最重要的な位置づけとなっており、またその損切ラインも大体買値から10%~20%下がったらひとまず売れというものである。
これは、予想に反して下がったのだから、あなたの予想は間違っている、まだまだ下がる可能性があるといった理論であるが、果たして本当にこの理論は成り立つのか検証してみたい。
本日、取り上げたNフィールドを、私は昨年の黒田砲発射翌営業日に購入しており、その時の値が約1800円であった。
そこから本の教えのとおり、10%理論で損切ると1620円が第一回損切り値である。
次に、20%理論を適用したとすると1440円が第二回損切り値となる。
実際、最悪なところ1341円まで下がっているので、ある意味正解という解釈もできるわけであるが、本日の終値は、1787円とほぼ買値に等しくなっている。
ということは、仕切り直しレベルに達したといえるところである。
また、損切りをした場合、おそらくは再INすることは相当難しく、再び買いを入れることはなかなきないといったところが実際のところである。
一応、Nフィールドは、3月26日にまずまずの陽線をつけ、ここがきっかけになるかというのは、予想としては簡単なのだが、実際のところ、この手の陽線は、だましに終わることも相当に多いことを、個人投資家さんは知っているので、なかなか都合の良い解釈でINできないといったところである。
いい例が、昨日の3678メディアドゥである。
この銘柄は、昨日、LINE上場申請関連銘柄として、大きく上昇したわけであり、個人的には、今まで相当弱い動きであったことから、メディアドゥもこれをきっかけに反撃となるのかとも思ったが、まさかの期待外れに終わることも多いことを知っているため、追撃買いなどはしなかった。
その結果、本日は、121円安と昨日の上昇分をほぼ1日で埋めることとなり、個人的にはなんじゃこりゃといったところである。
まぁ、これにて、窓埋めが早々に終了したため、明日以降は買いやすい場面ではあるが、現実的にはこのように、1日で夢は崩れるようにできているわけである。
それを踏まえ、Nフィールドは先週から上昇を始め25%程度一気に上昇したこととなっている。
投資家の心境を考えると、1日目の上昇は騙しかもしれない、3日目、4日目あたりの上昇は今更INできない、そして今日あたりは、1500円~1600円程度で損切りした方などは、とてつもなくいたたまれない心境に陥っていることが想像できるわけである。
ようは、損切り理論は、通用しないことも結構あるということが言いたいわけである。
個人的には、全体の流れが並行から右上がりの場合は、損切り殺法は使わないといったことを心に決めている。
決算の数値もよく、事業内容も期待できる場合、いつこのNフィールドのような流れになるか分からないからである。
7779サイバーダインにしても3500円程度で購入後、一時期2377円まで30%以上の下落となったが、私の中ではロボット関連の筆頭として期待値は高かったので、損切りなどはしていないというところである。
そんなこんなで、全体の流れが例のライブドアショック明けのように悲壮感たっぷりの場合は、早急な損切りが必要と考えるが、最近の地味な流れを踏まえると、業績が信用できそうな銘柄はそのうちやってくれるのではないかで良いと考える。
意外と本には載っていないことだが、損切りに固執しすぎると、最悪の場面で売り放題のサービスを行っている場合があり、気付いたら損切り三昧で大赤字モード倍増となっていることも多々あるので注意されたい。
通常、銘柄移動のために損切りしても、次に銘柄を選ぶ場合、そこそこ上昇気流に乗ったような銘柄を狙いたくなってしまうため、案外、そのような銘柄はそこが天井という場合も少なくなく、再び損切り理論を駆使しなければならなくなる。
そうこうしているうちに、こないだ損切りした銘柄が反撃に転じていたりして、目も当てられないといったところが意外とよくある話である。
まぁ、少々の赤字は大目に見るくらいで良いのではないかと考える。
それではまた

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